イライラ、めまいや不眠は不定愁訴?更年期や自立神経失調症との違いと改善方法

診断


不定愁訴に悩む人はたくさんおり、外来患者の4分の3が何らかの不定愁訴に悩んでいると言われています。更年期障害や自律神経失調症と混同されやすく、また線引きが難しい場合もあります。
そこで今回は、更年期や自律神経失調症との違いや改善方法についてご紹介します。

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イライラやめまいや不眠、不定愁訴の症状は周囲の理解を得られにくい。

つらい
不定愁訴とは、何らかの自覚症状があり心身に支障をきたしているものの、病院や健康診断では異常が見つからない状態です。そのため、症状の原因が特定されず、病気ではないと言われて、周りの理解が得られにくいのが現状です。
不定愁訴の症状には、次のようなものがあります。

①心臓や肺、自律神経系の症状
・動悸、息切れ
・胸部の不快感
・汗をかく
・震え

②胃腸の症状
・腹痛
・お腹が張る、ガスが溜まる
・便秘、下痢
・吐き気、胸焼け

③筋肉、骨、関節の症状
・腕や足の痛み
・筋肉痛、関節痛
・しびれや麻痺感覚

④その他
・頭痛、めまい
・記憶力、集中力の低下
・疲労感
・イライラ、不眠

更年期や自律神経失調症との違い

前述したような症状は、更年期や自律神経失調症でも多く見られますが、違いがあります。

①原因が特定されない
不定愁訴の場合、症状の原因が分かりません。一方、更年期や自律神経失調症の場合、血液検査などの数値から診断されることがあります。

②症状に関連性がない
不定愁訴の場合、いくつかの症状が全く関連していないことがよくあります。
更年期や自律神経失調症の場合、女性ホルモンの異常や自律神経の異常による症状のため、関連性が見られます。

③治りにくい
不定愁訴は、ライフスタイルやライブイベント、精神的・身体的なストレスなどの要因も絡んできます。そのため、一つの症状が治っても次の症状が出てくる、治ったと思ったらすぐに症状が出てくる、など不安定な状態が続きます。

つらい不定愁訴の症状を和らげる方法

助け合う手
では、不定愁訴の治し方はないのでしょうか。明確な治療法はなく、症状がなかなか改善されないため、ドクターショッピングを繰り返す人も多いです。そこで、辛い不定愁訴の症状を少しでも和らげる方法をご紹介します。

①不定愁訴の原因となるストレスを取り除く
不定愁訴に悩んでる人は、その症状に振り回されがちです。しかし、不定愁訴を起こしている原因となる日常のストレスに目を向けて、なるべくストレスから解放されるようにしましょう。

②周りに理解してもらう
周囲の人々全員に理解してもらうのは難しいかもしれません。家族や親しい友人など信頼できる人に状態を打ち明けて理解してもらうことで、気持ちが楽になることもあります。

③状態を受け入れる
自分が感じている症状の原因が分からなかったり、治らなかったりすると、医者や医療機関に対する不信感がつのります。また、もしかしたらもっと重大な病気ではないかと心配になったりします。
しかし、不定愁訴という自身の状態を受け入れて、身体や心からのSOSに気づいてあげることも大切です。

まとめ

様々なストレスや環境によって起こる不定愁訴は、原因が特定されないことにより余計に不安感が増すこともあります。たくさんの症状が出ることもあり、本人は辛さを感じているものの周りには理解されにくいという側面もあります。
そんな状態の自分を責めずに受け入れて、向き合うことが治療の第一歩となります。

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