骨粗鬆症の治療薬の自己注射は意外と簡単で痛みも少ないその効果は?」         

注射器
骨粗鬆症は高齢の女性に多く、患者の約8割を占めています。これまでは、骨粗鬆症の治療薬としてビスホスホネート製剤や活性型ビタミンD3といった薬が使われていました。そして、2010年に新しい骨粗鬆症治療薬が登場しました。それが自己注射薬のフォルテオ注です。ここでは、そのフォルテオ注の特徴や効果、副作用などについて紹介します。

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自己注射に抵抗がある人が多いが意外と簡単で痛みも少ない?フォルテオ注の特徴

腹部に自己注射
フォルテオ注は、骨細胞の機能を活性化し骨代謝(新しい骨の細胞をつくる)の働きを促進する薬です。この新薬の登場によって、骨折の危険性の高い方や閉経後に骨粗鬆症を発症した女性にはよく服用されるようになっている薬です。アナフィラキシー症状に対して処方されているエピペンが自己注射薬として知られていますが、フォルテオ注も自己注射薬です。自分で自分の身体に注射をするので、痛みに対しての恐怖を持たれる方もいますが、フォルテオ注はほんの少しの痛みしかなく、容易に使いこなすことができます。意外で、驚かされます。

ペン状のフォルテオ注は、先端に細い針を取り付けて比較的に皮下脂肪の厚い太ももに注射します。1回打てばその簡単さがわかります。また、製薬会社へ電話で打ち方などを確認することもできます。フォルテオ注の特徴は、骨を作る細胞の働きを高めて骨を丈夫にすることです。今、使われている治療薬の中では、骨を強くするパワーに関しては右に出る薬はありません。ただし、効力が強いため使える期間は24ヶ月と限定されています。また、薬価が高いのも特徴で1ヶ月の薬代は4万円を超えてきます。

骨粗鬆症の治療薬フォルテオ注の作用、効果とは?

骨折


フォルテオ注は、副甲状腺ホルモンの遺伝子組み換え成分を使った骨形成促進薬です。このホルモンには血液中のカルシウムム増やす働きがあり、その働きによって骨の形成が促進されています。フォルテオ注による骨密度の変化は、1年間の服用で10%前後ですが、2年間で15%に上昇しています。また、背骨の骨折を65%抑制したとの調査報告もあります。このように、フォルテオ注は骨を丈夫にして骨折を予防する高い効果があります。

ただし、フォルテオ注の服用は1日1回が効果的とされています。1日に数回服用してしまうと、かえって骨粗鬆症を進行させてしまう恐れがあります。用法を守って服用するようにしましょう。

自己注射フォルテオ注はどんな人に向いている?



骨折の危険性の高い患者さんや、骨折を何度もしているような方に向いている治療薬です。骨粗鬆症の治療薬としては非常に高い効果を発揮しますが、検査で骨粗鬆症と診断されてから使用するようにして下さい。安易に使用するのは避けましょう。

自己注射フォルテオ注の副作用

体調不良の女性
実際にフォルテオ注を皮下注射してみた人の中で、およそ5人に1人の割合で何らかの違和感を感じたり副作用があったとしています。具体的には血中尿素上昇、頭痛、悪心、食欲不振などです。血中尿素上昇は、血中カルシウムの濃度が一時的に変動するために起こると考えられています。また、高カルシウム血症の方や妊娠中の女性など、絶対に服用できない方もいますので注意しましょう。


まとめ

医師の診察
いかがでしたか? フォルテオ注は効果が強いので、24ヶ月までという使用期限があったのです。高額な薬剤なため、いつまでも服用していると医療費負担が大きくなるとの配慮もあるようです。ここぞというタイミングで服用してみて下さい。きちんと医師の診断をもとにご使用してください。

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