「骨粗鬆症、いつの間にか骨折を予防・対策、食生活を見直そう」 

骨




毎日、牛乳を飲んでいるから、私の骨は大丈夫と思っている方もいらっしゃるのでは?今、日本は高齢化社会を迎えており、骨粗鬆症になる人の割合が年々、増えています。50歳以上の女性では、なんと3人に1人が骨粗鬆症にかかっているのです。

このように、閉経を迎えようとしている多くの女性にとって骨粗鬆症は、大変気になる病気です。ここでは、骨粗鬆症になりやすい人の特徴や予防対策などについて紹介します。

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骨粗鬆症になりやすい人、どんな特徴がある?

背骨

骨粗鬆症とは

骨粗鬆症は、骨に含まれるカルシウムの量(骨量)が極端に減り、骨の質も低下して起こる病気です。骨量が減少してくると骨がスカスカになりますが、特に自覚症状がないのが特徴です。病院で骨密度検査を受けて確認しない限り、骨粗鬆症が進行していることに気づかないことが多いのです。

骨粗鬆症は、普通の人よりも早いスピードで骨量が減っていきます。この病気の怖いのは、骨折です。特に、身長が2cm以上縮むのは背骨の骨折への予告サインです。骨粗鬆症になると背骨が骨折しやすくなりますが、他にも、足の付け根(大腿骨近位部)や腕の付け根(上腕骨)、手首(とう骨)などが骨折しやすくなります。


骨粗鬆症になりやすい人の特徴

老婆の手
骨粗鬆症の発症リスクが高くなる要因としては、高齢と閉経です。閉経後の女性に多く発症し、男性より2~3倍多く発症します。女性の中でも、初経が遅い人と閉経が早い人はリスクが高くなります。また、無理なダイエットも女性ホルモンに影響を与えるのでリスクが高くなります。加齢と閉経のほかにリスクが高くなるのは、骨量を減らすような生活習慣をしている人です。具体的には、カルシウム不足の食生活はリスクをかなり高めます。また、偏食をすると骨の成長に必要なビタミンD、ビタミンK、マグネシウムなどが不足します。その他として、運動不足の人や日光にあまり当らない人は骨密度が低くなる傾向があります。さらに、喫煙や飲酒は女性ホルモンの分泌が悪くなり、発症リスクが高くなります。



胃を切除している人もリスクが高くなります。骨の成長に必要な栄養が十分に摂取することができないからです。また、ステロイド剤(関節リウマチの治療薬など)の薬を長期間使用していると発症リスクが高くなります。


なぜ、女性に多いのか

女性ホルモンのエストロゲンには、骨代謝(新しい細胞に生まれ変わること)のバランスを保つ働きがあります。閉経すると、このエストロゲンの分泌が急激に減少していきます。そうすると、骨代謝のバランスが崩れ、新しい骨細胞の生産が減り、骨がもろくなっていきます。また、女性は妊娠と出産、授乳などでカルシウムを大量に消費するのも、骨がもろくなる原因になります。男性は、女性ホルモンの分泌とは関係ありませんが、タバコをよく吸う人やお酒をたくさん飲む人は、加齢とともに発症リスクは高くなります。

早いほど効果的、骨粗鬆症の予防対策、食生活を見直そう

予防は若いうちから

松葉杖
骨量は、20歳~30歳をピークにして次第に減っていきます。ですから、加齢によるある程度の骨量の減少はしかたないことです。しかし、骨量が減少しすぎると、骨はもろくなり骨折もしやすくなります。骨量が急激に減少するのは、男性、女性とも高齢化してからです。しかし、高齢化してからあせって生活習慣を改善しても骨量はなかなか増えません。それどころか、加齢による減少に追いついていかなくなります。ですから、若いうちからしっかり骨量を蓄えておき、加齢による骨量の減少に備えるべきです。


予防の基本は食生活

食事
骨粗鬆症の予防対策は、骨の健康に良い生活習慣に改善することですが、一番の基本は食生活の改善です。なかでも、骨を丈夫に保つために必要なカルシウム、ビタミンD、ビタミンKを積極的に摂ることです。また、骨の成分であるタンパク質も必要不可欠です。これらの成分を含んだ食品を食べるためには、三食バランスの良い食事を心がけることが大切です。


運動も大切

運動は骨に適度な刺激を与え、骨代謝を促進します。また、筋力も適度に鍛えられバランス感覚も養われるので転倒防止にもつながります。筋力強化のためには、大きな筋肉を使うスクワットがおすすめです。骨粗鬆症が恐いのは、転倒して骨折してしまうことです。骨折すると歩けなくなることもあり、それが認知症や他の病気も併発し、そのまま寝たきりになることもあります。そのためにも、日常的な運動は大切です。

まとめ

いかがでしたか?若いつもりでも骨の老化は進行しています。若い頃から、飲酒や喫煙、暴飲暴食を繰り返している人は、骨粗鬆症になりやすいことがわかっています。どうぞ、若いうちから検診に足を運び、予防に努めていきましょう。

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