黒にんにくとにんにくの違いは? 成分と効能効果

にんにく料理
にんにくが日本に伝わってきたのはおよそ2000年前の弥生時代です。大昔から食べられてきたにんにくですが、疲労回復や滋養強壮に効く健康食品として注目されるようになったのはここ最近のことです。

生のにんにくは白い色をしていますが、今、黒いにんにくが注目を集めているのをご存知でしたか?ここでは、黒にんにくと白いにんにくの違いや、黒にんにくの効果効能につて紹介します。

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黒にんにくとにんにくの違いは?

黒にんにく


黒にんにくという製品はなく、にんにくを熟成して自然発酵させると黒く変色します。それが黒にんにくです。白いものが黒くなるのは、にんにくに含まれているアミノ酸と糖の化学反応(メイラード反応)によるものです。黒にんにくは、納豆や味噌のように微生物を使った発酵ではなく、添加物がいっさいないので熟成といいます。生のにんにくをしっかり熟成させた黒にんにくの特徴は、柔らかく甘酸っぱいことです。にんにくには独特のにおいがあり、胃への刺激が強いことで知られています。ところが、黒にんにくは熟成により糖度が増しているので、ドライフルーツのように食べやすくなっているのです。そのため、胃の弱い方でも安心して食べることができます。

黒にんにくはもともと生のにんにくですから、にんにくの良いところはしっかりと受け継いでいます。熟成の過程を通して食べやすくなり、さらに、効果の高い栄養成分に変化しています。例えば、甘く変化したのは、糖分が大幅に増えたことによりますし、アミノ酸やグルタミン酸もにんにくの2倍近くに増えているのです。



そして、黒にんにくとにんにくの最大の違いは、SアリルLシステインの含有量と抗酸化作用です。SアリルLシステインは、脳卒中や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に大きな効果を発揮する物質です。また、体の細胞が錆びて老化していく原因物質が活性酸素ですが、黒にんにくにはにんにくの10倍もの活性酸素を除去するパワー(抗酸化力)が備わっているのです。黒にんにくは、家庭でも作ることができますし、通信販売でも購入することができます。一定の温度と湿度を保ち、約1ヶ月間熟成させるとできあがりますが、臭いが強烈です。環境の管理も大変ですし、臭いのことを考えると、購入した方がよいと思います。

黒にんにくに含まれる成分と効果効能

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黒にんにくに含まれている栄養成分は、SアリルLシステイン、ポリフェノール、アミノ酸(アスパラギン酸・グルタミン酸・アルギニン・アラニン・パリン)などが主なものになります。SアリルLシステインはにんにくには含まれていない、黒にんにく特有のものです。アミノ酸は、私たちが活動するうえでなくてはならない成分で、黒にんにくから効率よく摂取することができます。ジョギングや筋トレなど運動するときに摂取することでトレーニング効果がアップしていきます。ポリフェノールには、活性酸素を取り除く抗酸化作用があります。

このように黒にんにくには、すごい栄養成分がいっぱい含まれています。にんにくの成分も引き継いでいるので、疲労回復や滋養強壮はもちろんのこと、他にもすごい効果効能があります。まず、アンチエイジング(若返り・老化防止)効果です。黒にんにくには、免疫力、抗酸化力、代謝の3つの機能を高めて、アンチエイジングに大きな効果を発揮します。

新陳代謝が促進されると、老廃物が排出されて新しい細胞にどんどん生まれ変わっていきます。免疫力の向上は病気への抵抗力だけでなく、自律神経の安定にもつながり健康維持にとって大切なことです。そして、抗酸化力は皮膚の酸化(老化)を防ぎさまざまな病気の予防にもつながります。その他にも、血液をサラサラにする、肝機能を強くする、悪玉コケステロールを減少させて腸の働きを活性化する、血圧を低下させるなどの素晴らしい効果があります。


まとめ

にんにく
黒いにんにくの素晴らしさをご理解いただけましたか。美肌を目指す若い女性には、美容成分もたっぷり入っています。また、紫外線やストレスによって体内の活性酸素は多くなりますので、黒にんにくの抗酸化力が効き目を発揮します。発酵熟成の黒にんにくを一度、食べてみてください。

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