肩がこる人、こらない人の特徴、違い



肩こり
肩こりという英語がないので誤解されていますが、肩こりは日本人だけの症状ではなく 世界共通誰にでも肩はこります。肩こりは、痛い・重苦しい・だるい・冷たいなどの症状があり、肩こりがあると仕事や家事にも影響し、毎日が辛くなります。



ところで、肩はなぜこるのでしょうか?まったく肩がこらないという方もいらっしゃいます。肩がこる人、こらない人の違いはどこにあるのでしょうか?今回は、そういった肩こりの疑問にお答えします。

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なぜ肩がこるのでしょうか、肩こりの原因とは?

肩こりは、背中の表面の筋肉である僧帽筋(そうぼうきん)が緊張して固くなった状態です。僧帽筋の緊張が長く続くとインナーマッスル(深層部にある小さな筋肉)まで緊張が拡大し、体の芯からくる重い痛みを感じるようになります。そのような重い痛みを放っておくと緊張性頭痛や顔面の痛みなども併発することがあります。



肩こりは、人によって痛みの感じ方が違うように、原因も人にそれぞれ異なります。肥満や体型の違い、老化、生活習慣など、いろいろな理由から肩こりは起こるのです。

肩こりの大きな原因としては、次の5つのことがあげられます。


無理な姿勢や悪い姿勢を長時間続ける



パソコン使用時の姿勢の悪さ
長時間本を読んだり、PC作業やデスクワークをしたりしていると肩がこりやすくなります。前かがみのデスクワークや首が下がった姿勢など、無理な姿勢を続けていると首や肩の筋肉に大きな負担がかかっています。



人の頭の重さはボーリングの球くらいの重さがあり、大変重たいものです。頭の重みを身体の中心で支えることができれば、筋肉の緊張は起きません。しかし、悪い姿勢の場合は、頭の位置が身体の中心より前にズレているため、肩の筋肉が緊張し、疲れて硬くなります。



疲れて硬くなった筋肉は、周囲の血管を圧迫し血行を悪くしていきます。すると筋肉中に発生した疲労物質である乳酸の流れも悪くなり、筋肉内にたまっていきます。乳酸がたまった筋肉内は酸素の量も減り、さらに乳酸が作られ筋肉の硬さも増し、ますます肩こりがひどくなっていくのです。


眼精疲労によるこり



眼精疲労
パソコンやスマートフォンが普及し眼精疲労の方が増えていますが、眼精疲労の方の約半数の人は肩こりを抱えています。眼精疲労は、細かい字を読み続けていると、目やその周辺の筋肉が緊張し、肩こりになります。



視神経もその一つですが、目には多くの末梢神経が集中しています。まばたきの回数が減るとドライアイになり、眼精疲労を起こしやすくなります。長時間同じ姿勢でパソコン作業などをすると、眼精疲労だけでなく多くの末梢神経にも悪影響を及ぼします。

その結果、肩こり以外にも、頭痛、吐き気、胃痛、イライラ、倦怠感など深刻な症状が現れることもあるのです。慢性的に目を酷使している方は、眼精疲労の予防が必要になります。

運動不足による肩こり

運動不足でお疲れ


運動には、それ自体に血流を改善する効果があります。血液は心臓のホンプ作用により  全身に運ばれています。同じように、筋肉にも収縮と弛緩の作用で血流を巡らせる働きがあるのです。また運動は、筋肉量の低下を防ぎ筋肉を柔らかくします。



ところが運動不足になると、筋力が低下し血液を巡らせる力が不足するため、血流が悪くなります。そのことで、新鮮な酸素や栄養が十分に行き渡らず、疲れやすく硬い筋肉の状態になるのです。



運動は強い負荷をかけるより、ウォーキングやジョギングのように軽い運動で筋肉を動かす方が効果的です。全身を動かす有酸素運動は代謝を促し全身の血流を良くするので、継続していくことで肩こりが改善されていきます。


心因性のストレスが原因

ストレスお疲れ
ストレスは強く感じれば感じるほど全身の筋肉は緊張していきます。強いストレスは、交感神経の働きで血管を収縮させ、筋肉内の血行が悪くなり肩こりを発症します。気分が落ち込みやすい女性は、特にストレスによる肩こりが多くなっています。



ストレスを受け続けると、交感神経のバランスが崩れて肩こりだけでなく、めまいや耳鳴り、頭痛などの症状が現れることもあります。現代人はストレスの多い生活をおくっています。ストレスがたまり肩こりになる、肩がこるとさらにストレスがたまるというように 悪循環に陥っていくのです。


他のさまざまな原因

背骨の関節に異常があったり、内臓疾患や目、耳の病気が原因で肩こりを発症することもあります。また、女性の場合は生理異常や子宮筋腫、妊娠が原因で肩こりを引き起こすこともあります。さらに、体の冷えや枕が合ってない、めがねの度があってない、ネックレスやイヤリングが合わない、体を締め付ける下着など原因になることもあります。日本人は欧米人と比べて頭が大きく、首や肩の筋肉量が少ないので肩こりになりやすい体型です。


肩がこる人こらない人の特徴や違い

アスリート
いつも肩こりに悩んでいる方もいますし、肩こりとは無縁という方もいます。肩がこる人とこらない人の違いは体質の違いといよりも生活習慣が大きく関係しています。肩がこらない人の一番の特徴には“姿勢が良い”ということがあげられます。



スポーツの世界でも、一流選手になると競技する姿勢が良くなり、けがが少なくなります。普段の生活でも同じように、正しい姿勢を保持することが必要です。猫背のように悪い姿勢は余計な部分に力が入り、肩が疲れやすく肩こりになりやすい状態です。

また、筋力が弱いと肩がこりやすく、特に女性は筋力が弱いので肩こりになりやすいです。筋力が弱いということは、裏を返せば運動不足とも言えます。普段から運動不足で仕事中も体を動かさない人は、血行が悪くなり肩がこりやすくなります。



仕事の種類によっても、肩がこりやすい場合があります。バソコンでの作業が多かったり

いつも同じ姿勢を続ける仕事や重たいものを持つ仕事などに従事する人は、肩こりを発症しやすいです。時々軽い体操をしたり、気分転換に他のことをしたり、眼精疲労にならないよう目薬を使ったり遠くを見たりなど、肩がこらない習慣を身につけることが必要です。



毎日の生活では誰にでもストレスはありますが、大切なのはストレスを溜め込まないことです。ストレスを上手に解消できる人は肩こりになりにくいです。ストレスを解消する上で大切なポイントは、運動・睡眠・食事です。



睡眠
運動は、正しい姿勢や筋力を高める効果もありますし、適度な運動を続けることでダイエット効果やストレス解消にもつながるのです。そして、ぐっすり熟睡できるということは、しっかり疲労を回復しているということです。質の良い睡眠は、筋肉の疲労も精神の疲労も取り除きます。睡眠は、代謝を上げて疲労を回復する時間です。だから、睡眠不足の人は肩がこりやいのです。



肩こりと食事は関係ないように見えますが、意外と重要です。とくに暴飲暴食は肩こりの原因になります。胃腸に負担をかける食べすぎ、飲みすぎは代謝が下がり血行を悪くしていきます。ストレスが溜まり暴飲暴食をして肩がこる、肩こりでさらにストレスが溜まるというように悪循環になっていくのです。



肩のこる人とこらない人の特徴をあげてみました。

正しい姿勢、筋力、仕事、ストレスがキーワードになります。

まとめ

入浴
私たちが日常生活で自覚している症状の中で肩こりは、女性で1位、男性で2位になっているほど宿命的な症状です。肩こりは血流の悪さが大きな原因ですが、これはさまざまな病気の原因にもなります。血流は人の元気の源です。体を温めて冷えないように心がけ血流が良くなる習慣を日常的に取り入れていきましょう。







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