脳卒中の前兆は頭痛?症状や治療、予防法を紹介

脳卒中の改善方法

そもそも、脳卒中という病名はありません。脳出血、脳梗塞、くも膜下出血の脳血管障害を総称して【脳卒中】という言葉が使われています。症状は、発症した部位や状態によって異なります。また、突発的に現れたり徐々に現れたり、症状が一過性だったり継続的だったりと症状には個人差があります

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脳卒中の症状は?

脳卒中の予防

脳卒中の症状としては、主に激しい頭痛、顔面または手足の麻痺やしびれ、うまく歩けない、脱力感、ろれつが回らない、言葉が出ない、言葉が理解できない、物忘れ、物が二重に見える、両眼の視野が半分しか見えない、嚥下障害(食事中よくむせる、食べ物をうまく飲み込めない)などがあります。

これらの症状が見受けられた場合には直ちに検査を受けましょう。脳卒中の兆候にいち早く気づき、医療機関へ受診することでその後の回復や後遺症に大きく影響するからです。

脳卒中の治療について

脳卒中の原因

脳卒中の治療というと、つい大きい手術を想像しがちですが、発症したばかりの治療については内科的な薬物療法が一般的です。超急性期(発症して間もないとき)で脳外科手術が有効なのは、大脳の下部に位置する小脳という部位への大きな発症や脳卒中によって大脳全体が浮腫でぱんぱんにふくれ(脳浮腫)、生命に危険がある場合などです。主な薬物療法を紹介していきます。

【抗脳浮腫薬】
脳卒中が起こった周辺に水分がたまり、前述した「脳浮腫」と呼ばれるむくみが生じます。この浮腫により頭蓋骨内の圧力が高まり、脳組織を破壊して後遺症につながるのを防ぎます。

【血栓溶解療法】
血管内につまった血栓によって血流が滞った場合に、血流を再開させるために使用します。よく使用される「ウロキナーゼ」、「t-PA」はアメリカやヨーロッパで脳梗塞の治療薬として使用され、特に「t-PA」は発症後3時間以内の患者さんに効果がみられるようです。

【脳保護薬】
血栓溶解療法のように血栓を溶かすのではなく、予後の後遺症を軽減します。

【抗血小板薬】
血液中の血小板という、血栓を作りやすくする働きを抑える薬で、脳卒中の再発予防に使用されます。

【抗凝固薬】
こちらの薬も血栓抑制作用はありますが、主に「心原性脳塞栓症」という心臓で形成された血栓が原因で脳血管が詰まってしまうものに使用されます。

日ごろからの予防が大事!

脳卒中の症状

薬物療法もさることながら、まず脳卒中にならない、再発しないためにも日ごろからの予防が大切です。まず、脳卒中の原因とされる危険因子を取り除くことによって脳卒中の発現を予防しましょう。脳卒中の危険因子は、加齢、高血圧、ストレス、喫煙、過度な飲酒、心臓病、不整脈(心房細動)、糖尿病、脂質異常症、脱水、遺伝性素因、などがあげられます。

年齢や遺伝など、不可逆的なものを除く危険因子は改善またはコントロールすることができます。まず高血圧、喫煙、過度の飲酒、高コレステロール血症といった生活習慣に起因する危険因子を見直していきましょう。高血圧・高コレステロール血症を予防するための塩分・脂肪分控えめの食事、適度な運動、肥満を避ける生活習慣をおすすめします。食事内容や血圧、体重を日常的に測定し、数値などを記録して普段から意識していくのも有効ではないでしょうか。

ただ、糖尿病や心疾患など何かしらの疾患をお持ちの方は、医療機関等に相談しながら運動や食事内容を改善していくことが必要です。

脳卒中の兆候

すでに脳卒中を発症した方に対する再発予防としては、前述した生活習慣の見直しと処方された薬を医師の指示通り正しく服用することが重要です。決して服薬を勝手に中止したり、まとめて服用することのないようにしてください。もし、服薬についての疑問や副作用などの相談があれば、かかりつけ医に気軽に申し出てくださいね。

脳卒中は、生活習慣の改善や前兆を見逃さないことである程度予防がはかれ、回復後の後遺症も比較的軽くなる場合があるため普段の生活の中から気を付けていきましょう。

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